供花をいただいたらどうする?お礼やお返しは必要?親族・友人・会社別に解説
葬儀で供花をいただいたとき、
「供花にもお返しは必要?」
「香典も一緒にいただいた場合はどうする?」
「会社から届いた供花にもお返しをした方がいい?」
と迷われるご家族は少なくありません。
供花は、故人様への弔意を込めて贈られるお花です。
まず大切なのは、供花をいただいたら感謝の気持ちを伝えることです。
一方、お返しについては「供花をいただいたら必ず半額程度を返す」というような一律の決まりがあるわけではありません。
誰からいただいたのか、香典も一緒にいただいたのか、会社の福利厚生として贈られたものなのかなどによって考え方が変わります。
今回は、葬儀で供花をいただいた場合のお礼やお返しについて、親族・友人・会社など相手別の考え方も含めて解説します。
そもそも供花とは?
供花(きょうか・くげ)とは、故人様へのお悔やみや感謝の気持ちを込めて、葬儀会場などへお供えする花のことです。
親族だけでなく、
- 友人・知人
- 勤務先
- 会社の同僚
- 取引先
- 団体
などから贈られることもあります。
葬儀会場では祭壇の周辺などに飾られ、名札を付けて誰から贈られたものか分かるようにすることがあります。
家族葬でも供花を受け付けることは珍しくありません。
供花をいただいたら、まず何をすればいい?
まずは、誰から供花をいただいたのかを記録しておきましょう。
葬儀当日は慌ただしく、
「どなたから何をいただいたのか分からなくなった」
ということが起こりやすいためです。
できれば、
- お名前
- 会社名・団体名
- 供花のみか
- 香典もいただいたか
- 連絡先
などを分かる範囲で残しておくと、葬儀後のお礼を整理しやすくなります。
葬儀社から供花の注文一覧などを受け取れる場合もありますので、確認してみましょう。
すみれホールでは供花をいただいた場合、注文一覧をお渡ししております。
供花をいただいたらお返しは必要?
供花だけをいただいた場合、必ず品物でお返しをしなければならないという決まりはありません。
地域や親族間の慣習、相手との関係性などによって考え方が異なります。
そのため、
「供花をいただいた=必ず○割返す」
と考えなくても大丈夫です。
まずは電話やお礼状などで感謝を伝え、相手との関係性や供花の金額などを踏まえて、必要であれば品物をお返しします。
香典と供花の両方をいただいた場合は?
供花と一緒に香典をいただくこともあります。
この場合は、香典返しを考える際に供花についても考慮することがあります。
例えば、
「香典1万円+供花」
をいただいた場合に、香典だけを見て機械的に返礼品を決めるのではなく、供花もいただいたことへの感謝を含めてお返しを考える方法があります。
ただし、香典と供花の合計金額を正確に計算して、必ずその半額を返さなければならないというものではありません。
親族なのか、友人なのか、会社なのかによっても事情は変わります。
迷った場合は、葬儀社へ相談して地域の慣習も踏まえて決めるとよいでしょう。
親族から供花をいただいた場合
家族葬では、兄弟姉妹や叔父・叔母、甥・姪、孫など、親族から供花をいただくことが多くあります。
親族の場合は、
「お互いの家の葬儀では供花を出す」
「供花についてはお返しをしない」
など、親族間である程度の慣習が決まっていることがあります。
そのため、まずはご家族や年長の親族に、
「いつも供花のお返しはどうしている?」
と確認してみるのも一つの方法です。
親族から高額な供花や香典をいただいた場合には、葬儀後に改めてお礼の品を贈ることもあります。
親族だから必ず返さなくていい、反対に必ず返さなければならない、と一律に考える必要はありません。
友人・知人から供花をいただいた場合
故人様の友人や、ご家族の友人・知人から供花をいただくこともあります。
供花だけをいただいた場合は、まずきちんとお礼を伝えることが大切です。
例えば電話などで、
「このたびは○○のためにお花をいただき、ありがとうございました。きれいなお花を供えていただき、家族一同感謝しています」
と伝えるだけでも構いません。
特に親しい方であれば、形式的なお礼状より直接電話でお礼を伝える方が自然な場合もあります。
品物でのお返しをする場合も、金額だけにとらわれず、相手との関係性を考えて無理のない範囲で選びましょう。
会社から供花をいただいた場合
少し判断に迷いやすいのが、勤務先や会社関係からいただいた供花です。
例えば、
「株式会社○○」
「株式会社○○ 代表取締役○○」
といった名義で供花が届くことがあります。
この場合、会社の福利厚生や社内規定として供花が贈られていることがあります。
そのような供花に対して、個人的な返礼品が必ず必要とは限りません。
まずは出社した際などに、上司や担当部署へ、
「葬儀の際には供花をいただき、ありがとうございました」
とお礼を伝えるだけでよい場合もあります。
会社名義の供花だからといって、すぐに高額なお返しを用意する必要はありません。
上司や同僚が個人で供花を贈ってくれた場合は?
同じ会社関係でも、
会社から贈られた供花と、上司や同僚が個人として贈ってくれた供花は分けて考えた方がよいでしょう。
個人名で供花をいただいた場合は、友人・知人からいただいた場合と同じように、まず直接お礼を伝えます。
香典も個人的にいただいている場合には、香典返しとあわせて考えることもできます。
誰がお金を負担して贈ってくれたものなのか分からない場合は、無理に判断せず確認してからお返しを考えましょう。
取引先や団体から供花をいただいた場合
会社を経営されている方や、地域の団体などに所属していた方の葬儀では、取引先や所属団体から供花をいただくこともあります。
この場合も、必ず品物を返すとは限りません。
葬儀後に電話やお礼状などで感謝を伝える方法があります。
会社同士のお付き合いであれば、社内の慣例がある場合もありますので、ほかのご家族や会社の担当者などと相談して対応するとよいでしょう。
「子供一同」「孫一同」の供花にもお返しは必要?
家族葬では、
「子供一同」
「孫一同」
「兄弟一同」
などの名義で供花を出すことがあります。
こうした供花は、近い親族が葬儀の一部として相談して用意していることも多いため、一般の方からいただいた供花と同じように一人ずつ返礼品を用意するとは限りません。
ただし、親族間の慣習によって考え方は異なります。
「前回の葬儀ではどうしたか」を確認できるのであれば、それも参考になります。
供花のお返しをするなら、いつ頃?
品物でお返しをする場合には、葬儀直後に慌てて用意する必要はありません。
葬儀後に供花や香典をいただいた方を整理し、香典返しなどとあわせて検討してもよいでしょう。
地域や宗教によって時期の考え方は異なりますが、仏式では四十九日法要を一つの区切りとして返礼品を贈ることがあります。
一方、すぐにお礼を伝えたい場合には、
お礼の連絡は先にして、品物は後日
でも構いません。
「お返しを送るまで何も連絡しない」より、まず感謝を伝えておく方が丁寧でしょう。
供花へのお礼は何と言えばいい?
難しい言葉を使う必要はありません。
例えば、
このたびは○○の葬儀に際し、きれいなお花をいただきありがとうございました。家族一同、心より感謝しております。
これくらいでも十分です。
親しい方なら、
葬儀のときはお花をありがとう。きれいに飾らせてもらいました。家族みんな感謝しています。
という自然な言葉でもよいでしょう。
大切なのは、決まり文句を完璧に使うことではなく、供花を贈ってくださったことへの感謝を伝えることです。
家族葬で供花をいただいた場合は?
家族葬でも、供花への基本的な考え方は変わりません。
ただ、家族葬では参列をお願いしていない方から、
「参列できないので、せめてお花だけでも」
と供花をいただくことがあります。
その場合も、まずはお礼を伝えましょう。
参列をご遠慮いただいた方だからこそ、
「お花をいただき、ありがとうございました」
と一言伝えるだけでも、ご家族の感謝は十分伝わります。
家族葬だから特別なお返しをしなければならないわけではありません。
一日葬や直葬で供花をいただいた場合は?
一日葬でも供花を受け付けることがありますので、いただいた場合のお礼やお返しについては一般的な葬儀と同じように考えます。
一方、直葬では式場に祭壇を設けないことも多く、一般的な供花を飾れない場合があります。
それでも、故人様のためにお花を用意してくださったり、お別れ用の花をいただいたりすることがあります。
葬儀の形式にかかわらず、いただいたお気持ちに対して感謝を伝えるという基本は同じです。
供花のお返しで迷ったら「誰から・何をいただいたか」で考える
供花のお返しには、すべてのケースに当てはまる一つの正解があるわけではありません。
迷ったときは、
① 誰からいただいたのか
② 供花だけなのか、香典もいただいたのか
③ 個人からなのか、会社・団体からなのか
④ 親族間や地域に慣習があるのか
を整理してみましょう。
特に会社からの供花と個人からの供花を同じように考えないことがポイントです。
「供花をもらったから、とにかく全員へ同じ品物を返さなければ」
と葬儀直後に慌てる必要はありません。
加古川市・高砂市・稲美町・播磨町で葬儀後のお返しに迷われた方へ
すみれホールでは、加古川市・高砂市・稲美町・播磨町を中心に葬儀のお手伝いをしています。
葬儀が終わったあと、
「この供花にはお返しが必要ですか?」
「会社からいただいたものはどうすればいいですか?」
「香典と供花の両方をいただいた場合は?」
といったご相談をいただくことがあります。
供花への対応は、親族、友人、勤務先、取引先など、相手との関係によっても変わります。
一律に「この金額を返せば大丈夫」と考えるのではなく、誰から何をいただいたのかを整理しながら考えていきましょう。
まとめ|供花をいただいたら、まず「ありがとう」を伝えましょう
供花をいただいたときに最も大切なのは、品物を返すことよりも、まず感謝を伝えることです。
ポイントを整理すると、
- 供花をいただいた方の名前を記録しておく
- 供花だけなら、必ず品物でお返しするとは限らない
- 香典もいただいた場合は、香典返しとあわせて考える
- 親族の場合は、親族間の慣習も確認する
- 友人・知人には、まず直接感謝を伝える
- 会社名義の供花は、福利厚生などの場合もある
- 上司や同僚が個人で贈った供花は、会社名義とは分けて考える
- 取引先や団体からの場合は、お礼状などで感謝を伝える方法もある
という点です。
葬儀が終わったばかりのご家族にとって、
「誰に、いくらのお返しをすればいいのだろう」
と一つずつ考えることは大きな負担になります。
まずは、いただいた供花と香典を整理するところからで大丈夫です。
「故人のためにお花を贈ってくださって、ありがとうございました」
その気持ちを伝えたうえで、相手との関係性に合わせて必要なお返しを考えていきましょう。
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