家族葬で喪主がやることは?葬儀前から葬儀後までの役割をわかりやすく解説
「喪主になったけれど、何をすればいいの?」
ご家族が亡くなられ、突然「喪主」を務めることになったとき、
「自分が全部決めないといけないの?」
「挨拶はいつする?」
「葬儀当日は何をすればいい?」
と不安になる方は少なくありません。
特に初めて喪主を務める場合、葬儀の流れそのものが分からない中で判断を求められるため、戸惑うのは自然なことです。
ただ、喪主が葬儀のすべてを一人で行う必要はありません。
葬儀社やご家族と相談しながら、一つずつ決めていけば大丈夫です。
今回は、家族葬で喪主が行うことを、葬儀前・当日・葬儀後に分けてご紹介します。
そもそも喪主とは?
喪主は、故人様のご家族を代表して葬儀を取りまとめる方です。
一般的には、
- 配偶者
- 子ども
- 親
- 兄弟姉妹
など、故人様と近い関係の方が務めます。
「長男でなければならない」といった決まりはありません。
ご家庭の事情やご本人の希望も踏まえて、無理なく務められる方を選ぶことが大切です。
家族葬の前に喪主がやること
① 葬儀社へ連絡する
病院や施設で亡くなられた場合、まず葬儀社へ連絡し、故人様のお迎えを依頼します。
この時点で葬儀の内容をすべて決める必要はありません。
まずは、
- 故人様がいる場所
- 搬送先
- 連絡されている方のお名前と連絡先
などを伝えれば、その後の流れは葬儀社から案内されます。
必ずしも連絡は喪主がしないといけないわけではなく、ご家族様(ご親族)であれば誰でもかまいません。
② 葬儀の形式を家族で相談する
ご安置後、葬儀社との打ち合わせを行います。
家族葬にするのか、一日葬や直葬を検討するのかなど、ご家族の希望を整理します。
このとき喪主が一人ですべてを決めるのではなく、
「故人はどんな葬儀を望んでいたか」
「家族としてどのように見送りたいか」
を話し合うことが大切です。
③ 葬儀の日程を決める
葬儀の日程は、
- 火葬場の空き状況
- 菩提寺や宗教者の予定
- ご家族・親族の予定
などを確認して決めます。
通常は葬儀社が調整をお手伝いしますので、喪主だけで火葬場などへ連絡する必要はありません。
④ 誰に葬儀を知らせるか決める
家族葬で意外と迷うのが、「誰までお知らせするか」です。
親族だけにするのか、親しい友人まで声をかけるのか、ご家族で決めます。
同時に、
- 香典を受け取るか
- 供花を受け付けるか
- 葬儀後の弔問をどうするか
についても決めておくと、その後の対応がスムーズです。
⑤ 遺影写真など必要なものを準備する
葬儀の内容によって異なりますが、喪主やご家族で準備するものとして、
- 遺影に使用する写真
- 宗教者への連絡先
- 親族の連絡先
などがあります。
「いい写真が見つからない」と焦る方もいらっしゃいますが、必ずしも証明写真のような正面写真である必要はありません。
故人様らしさが伝わる写真を、ご家族で選ぶとよいでしょう。
家族葬当日に喪主がやること
① 葬儀社と当日の流れを確認する
葬儀当日は、開式前にスタッフと流れを確認します。
焼香の順番や出棺までの流れなどについて案内がありますので、すべて暗記しておく必要はありません。
分からないことがあれば、その都度スタッフへ確認しましょう。
② 参列者への対応
参列された親族やご友人へ、喪主としてご挨拶することがあります。
ただし、家族葬では参列者が近しい方に限られることも多く、形式的な対応にこだわる必要はありません。
故人様とのお別れを大切にしながら、できる範囲で対応すれば十分です。
③ 喪主挨拶
葬儀や出棺の際に、喪主から参列者へ挨拶をすることがあります。
難しい言葉を使う必要はありません。
例えば、
「本日は父のためにお越しいただき、ありがとうございました。」
「生前は大変お世話になりました。」
など、感謝の気持ちを自分の言葉で伝えるだけでも十分です。
挨拶が不安な場合は、葬儀社へ相談すれば文例を用意してもらえることもあります。
また家族葬の呼ぶ範囲によっては、ご挨拶を省略することもあります。
④ 故人様とのお別れをする
喪主には役割がありますが、何より大切なのは故人様との最後の時間です。
「あれもしないと、これもしないと」と慌ただしくなってしまうことがありますが、葬儀社に任せられる部分は任せ、ご家族でお別れする時間も大切にしてください。
葬儀後に喪主がやること
家族葬が終わった後も、いくつか確認することがあります。
代表的なものは、
- 香典返し
- 四十九日法要の準備
- お寺との相談
- 納骨についての検討
- 年金や保険などの手続き
- 相続に関する確認
などです。
ただし、これらも喪主が一人ですべて担当する必要はありません。
兄弟姉妹などで、
「役所関係は自分」
「法要については兄が担当する」
と分担して進めても問題ありません。
喪主がやらなくてもいいこと
初めて喪主をされる方ほど、
「全部自分がしないといけない」
と思われることがあります。
実際には、
- 火葬場の予約
- 葬儀の進行
- 祭壇などの準備
- 搬送の手配
- 当日の案内
など、葬儀社が行うことはたくさんあります。
喪主の役割は、細かな作業をすべて担当することではなく、家族の代表として大切な判断をすることと考えると分かりやすいでしょう。
喪主を務めるときに一番大切にしてほしいこと
葬儀の打ち合わせをしていると、
「挨拶を失敗したらどうしよう。」
「親族に失礼がないようにしないと。」
と心配される方がいらっしゃいます。
もちろん周囲への配慮は大切です。
ただ、葬儀は喪主として完璧に振る舞うための場ではありません。
大切なご家族を亡くされた直後です。
忘れてしまうことがあっても、言葉に詰まってしまっても構いません。
周囲の力も借りながら、ご自身も故人様とのお別れの時間を過ごしていただきたいと思います。
一日葬や直葬でも喪主は必要?
一日葬や直葬でも、ご家族の代表となる方を決めることが一般的です。
ただし、家族葬と比べて儀式や参列者への対応が少ない場合は、喪主としての役割もシンプルになります。
形式に合わせて必要な役割を確認すれば十分です。
加古川市・高砂市・稲美町・播磨町で家族葬をお考えの方へ
すみれホールでは、加古川市・高砂市・稲美町・播磨町で家族葬のお手伝いをする中で、
「初めて喪主をするので不安です。」
「何を準備したらいいですか?」
というご相談を多くいただきます。
最初から葬儀の流れをすべて知っている方は、ほとんどいません。
打ち合わせから葬儀当日、その後まで、必要なことを一つずつご案内していますので、分からないことは遠慮なくお尋ねください。
まとめ
家族葬で喪主が行う主なことは、
- 葬儀社へ連絡する
- 葬儀の形式や日程を家族と決める
- 誰に知らせるか決める
- 遺影写真などを準備する
- 葬儀当日に参列者への対応や挨拶をする
- 葬儀後の法要や手続きを家族と進める
といった内容です。
ただし、喪主がすべてを一人で抱える必要はありません。
ご家族や葬儀社に任せられることは任せながら、故人様との最後の時間を大切にしてください。
また、葬儀社から「なにか分からないことことがあればなんでもお申し付けください。」、「何か気になることはございますか?」など、聞かれることがあるかもしれませんが、初めての場合は特に「分からないことが分からない」という状況におかれていると思います。そんな時はそのまま葬儀社にお伝えしてください。初めてのことでどうすればいいか分からない方のためにもより丁寧にサポートしていただけるはずです。
すみれホールでは、家族葬だけでなく、一日葬や直葬についても、ご家庭の事情に合わせてご相談を承っています。
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