「何をしていても現実だと思えない…」
大切なご家族が亡くなられた直後、
「何も考えられない。」
「何をすればいいのか分からない。」
「涙も出ないし、逆に何も感じない。」
そのようなお気持ちになる方は少なくありません。
私たちは日々、ご家族の葬儀をお手伝いしていますが、悲しみ方は一人ひとり違います。
涙が止まらない方もいれば、気丈に振る舞われる方、何も手につかず呆然とされる方もいらっしゃいます。
どのような反応も、決して特別なことではありません。
今回は、そんな時だからこそ知っておいていただきたいことをお伝えします。
「何もできない自分」を責める必要はありません
ご家族が亡くなられた直後は、心も体も大きな負担を受けています。
「もっとしっかりしなければ。」
「自分が動かないと。」
そう思われる方も多いですが、無理をする必要はありません。
実際には、
- 同じ話を何度も聞き返してしまう
- 食事がのどを通らない
- 夜眠れない
- 時間の感覚が分からなくなる
ということも珍しくありません。
悲しみを受け止めようとしている自然な反応の一つです。
一人ですべてを抱え込まなくても大丈夫です
葬儀では、短い時間の中で多くのことを決める必要があります。
- 葬儀の日程
- 葬儀の形式
- ご親族への連絡
- 火葬場の予約
- 必要な手続き
「自分が全部決めなければ。」
と思われるかもしれません。
しかし、ご家族や親族に頼れることはお願いしても構いません。
また、分からないことは葬儀社へ相談してください。
葬儀の流れや必要な手続きについて、一つずつ確認しながら進めることで、不安が少し和らぐこともあります。
葬儀の形式に「正解」はありません
最近では、家族葬を選ばれる方が増えています。
一方で、一日葬や直葬を希望されるご家族もいらっしゃいます。
「家族葬にした方がいいのだろうか。」
「故人は直葬を希望していた。」
「親族は一般的な葬儀を望んでいる。」
それぞれ事情は異なります。
大切なのは、周りと比べることではありません。
故人様をどのように送りたいか、ご家族が納得できる形を選ぶことが何より大切です。
悲しみの中でも、少しずつ前へ進めば十分です
葬儀が終わっても、
など、やることは続きます。
「全部早く終わらせなければ。」
と焦る必要はありません。
期限のある手続きはありますが、それ以外はご家族のペースで進めて大丈夫です。
遺品整理も、思い出の品を無理に片付ける必要はありません。
気持ちが落ち着いてから始めても遅くはありません。
「もっとこうしてあげればよかった」と思う気持ち
葬儀が終わった後、
「もっと話をしておけばよかった。」
「もっと会いに行けばよかった。」
「違う葬儀の形もあったのではないか。」
と後悔される方もいらっしゃいます。
故人様を大切に思っていたからこそ、そのような気持ちになることがあります。
しかし、その時々でご家族は精いっぱい考え、選択をされています。
あとになって「こうすればよかった」と思うことがあっても、それは故人様を大切に思う気持ちの表れでもあります。
一人で悲しみを抱え続けないでください
悲しみとの向き合い方に決まりはありません。
話したい時に話す方もいれば、しばらく静かに過ごしたい方もいらっしゃいます。
どちらも自然なことです。
もし、
「誰かに話を聞いてほしい。」
「葬儀は終わったけれど、不安が残っている。」
そんな時は、一人で抱え込まず、ご家族や信頼できる方へ気持ちを話してみてください。
私たちも、葬儀が終わった後のご相談をお受けしています。
同じお気持ちを抱える方がいらっしゃいます
すみれホールでは、加古川市・高砂市・稲美町・播磨町で多くのご家族のお見送りをお手伝いしています。
葬儀が終わった後、
「まだ実感が湧きません。」
「何をしていても故人のことを考えてしまいます。」
とお話しされる方も少なくありません。
そうしたお気持ちは、決して珍しいものではありません。
無理に気持ちを切り替えようとせず、ご自身のペースで日々を過ごしていただければと思います。
まとめ
大切なご家族を亡くされた直後は、何も手につかなくなることがあります。
それは、ごく自然な反応です。
無理に元気になろうとしたり、悲しみを我慢したりする必要はありません。
一人で抱え込まず、ご家族や周囲の方、必要に応じて葬儀社へ相談しながら、一つずつ進めていきましょう。
また、これまで多くのご家族のお手伝いをしてきましたが、『何も手につかなかった』とお話しされる方は決して少なくありません。だからこそ、私たちは葬儀だけでなく、その後も安心して相談できる存在でありたいと考えています。
すみれホールでは、葬儀だけでなく、その後のご相談も大切にしています。
「何から始めればいいか分からない。」
「誰かに相談したい。」
そんな時も、お気軽にお声がけくださいませ。